マイクロスコープのスカラ株式会社

http://www.scalar.co.jp/shopping/products/t3.php

テレグラスは、スカラ社が開発したメガネに取り付けるタイプの超小型モニタ。外部機器からビデオ信号を入力すると、眼の前2メートル先に28インチ相当の大きさで映像を映し出すことができます。

「Teleglass(テレグラス)T3-A」は片眼式タイプで、普段は眼鏡の横に装着され、必要な時だけ目の前に出てくるというのも未来的。「ドラゴンボール」に出てくる小型レーダーで、サイヤ人がつけていた「スカウター」というアイテムに似ていると言えば、想像がつく方も多いかもしれません。

スカラ株式会社は、もともと医療機関や工場向けに光学・分析機器を製造していた会社で、スペースシャトルの断熱タイルやエンジン部などの検査するため、NASAでもスカラ社のデジタル顕微鏡が採用されています。「Teleglass(テレグラス)T3-A」が作られたのも、 顕微鏡手術をする外科医に『患部の拡大映像を離れたモニターで見ながら、何時間も手術をするのは体に大きな負担がかかる』と聞いたことにより、頭に装着するタイプの小型モニターが開発されたことがきっかけでした。

初代テレグラスが発売されたのは2007年。もともと業務用だったテレグラスですが、マニアの方から「自分の眼鏡につけたい」、「もっと安くして欲しい」という多くの声により、前モデルと比べて大幅に安い一般の消費者向けを新たに販売できることになりました。

メガネに装着してディスプレイを覗くと、目の前に大きなスクリーンがあるように見えるテレグラス。これさえあれば、移動中でモニタがなくても、大きな画面で映画やビデオを見ることができます。視野を確保できるので、子供の姿を見ながら運動会でのカメラ撮影もラクラク。さらに、目の前のディスプレイと遠くを交互に見ることで、楽しみながら視力トレーニングも可能。詳しくは、マイクロスコープのスカラ株式会社のHPをご覧になってください。