少し前まで北海道といえば、ジャガイモやカボチャ畑が広がる風景が定番でしたが、実は最近ジャガイモに変わって、田んぼが一面に広がる風景を目にすることが多くなりました。北海道は気温が低く、以前は米を作るのが難しいといわれていましたが、様々な品種改良の結果、美味しいお米が次々登場して人気が高まり、作付面積が増加しているのです。
中でも人気なのが、甘みとモチモチ感が際立つ「おぼろづき」。特に美唄産の「おぼろづき」は、2006年に開催された第8回全国米食味分析鑑定コンクールで最高賞の金賞を受賞しました。つまり、北海道のお米が味において魚沼産コシヒカリに匹敵し、コシヒカリ以上の粘りを持つと認められたという事。美唄産のおぼろ月を通販している北釧水産では、一度食べた方の半数以上がリピート購入するという人気ぶりだそうです。
おぼろづきというブランド名は、お米が薄く雲がかかったような色合から、春の夜に霞んで見える朧月に例えて名付けられました。もちもちして、粘りがあって、柔らかいおぼろづきは、ご飯として最高の美味しさを楽しめます。北釧水産で扱う美唄産おぼろづきは、川の近くで作付けしている生産者の物だけを厳選してお届け。なぜなら、川の近くは川の氾濫により土が肥沃になり、より美味しいお米が採れるから。石狩川のミネラルをたっぷり含んだ水を使って育てられたおぼろづきは、北海道ならではの冷涼さを活かして減農薬で栽培されています。
美唄農協のおぼろづきは、冬の間に集めた雪と一緒に貯蔵する「雪蔵貯蔵」により、温度5℃、湿度70%の休眠状態で保存されています。雪蔵から出す時も、段階的に温度を調節しながら慣れさせてゆく方法で、新米と同じ美味しさをキープ。甘みも旨みもたっぷりで冷めてもおいしい「おぼろづき」を味わいたいという方は、是非この機会に北釧水産のHPにアクセスしてみてください。