春から夏にかけ、岩手をドライブしているとあちこちで蜂蜜の看板を目にします。自然豊かな岩手では、この季節になると蜂たちが山からアカシヤやとちの花の蜜を集めてくるのですね。奥州市も例外ではなく、はつがい養蜂場という昔ながらのはちみつ屋さんがあります。
この奥州産はちみつに、同じく奥州市の菊池農場の新鮮卵、そして岩手小岩井牛乳を使った岩手づくしの美味しいプリンが「奥州はちみつプリン」です。奥州はちみつプリンは、三代杉、奥州ポテトで有名なフルールきくやの自信作。プリンの甘みは砂糖を一切使用せず、蜂蜜だけで甘みを出したという原材料にこだわりぬいたプリンなのです。
とれたて蜂蜜に新鮮卵、高級ブランド小岩井牛乳で作ったプリンが美味しくないはずがありません。岩手の自然の美味しさがギューっと詰まった奥州はちみつプリンの食感はトロっトロで、舌の上を滑り落ちてゆく感じがたまりません。ビンを横から見るとプリンは2層に分かれていて、プリン層の上に生クリームの層が載った形になっています。2層を混ぜながら食べると極上の美味しさ。別添えのカラメルソースもついていますので、まずはプリン本来の味を楽しみ、その後にほろ苦いカラメルを添えて・・・と2種類の味が楽しめます。
地方発の美味しいものって、探せばまだまだ沢山あるものですね。パティシエの技が際立つ美しいケーキも良いですが、素材の美味しさを活かした優しく素朴な味も良いものです。フルールきくやは、岩手でもファンの多いお菓子屋さんの一つ。最近は「スッキリ」で奥州ポテトが取り上げられたこともあり、注目度ナンバーワンです。奥州はちみつプリンもこれから有名になると思いますので、興味のある方は今のうちにお取り寄せしてみてはいかがでしょうか?